zeki diary

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2011年 09月 05日

1800km

東日本大震災で被害にあった東北地方に行ってきました。
仕事ではなく、ボランティアでもなく、ただ行って見て感じてきただけです。

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3月11日以降
日本人として
浜松市民として
コーヒー豆屋として
カメラマンとして
大袈裟かもしれませんが、いつ、どうやって、何をすればいいのかずっと考えていました。

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今回、いろいろなタイミングや縁や勢いが重なって「今」だと思い、マツヤマさんと車で行ってきました。
金曜日の夕方、台風を避けるように北上してまず向かったのは「岩手県盛岡市」
そこから太平洋側へ約50km進んだ先にあった道の駅に深夜3時過ぎに到着して車で仮眠
夜が明けてから向かったのは「宮古市」
そして海沿いの道を南下して「船越湾」「釜石市」「大船渡市」「陸前高田市」「気仙沼市」を見て周り、土曜日の夜は仙台駅前のホテルに宿泊

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日曜日は「多賀城市」「松島」を見て周り、帰りに東名高速道路の通行止めで足止めされ、浜松に着いたのは月曜日の朝5時過ぎでした。

二泊三日の走行距離は1800kmオーバーでしたが、二人で約100km交代で運転していたので「意外と行けるねぇ」といったのが正直な感想です。

言葉にならないという初めての体験をし、TVや写真では感じることのなかった想いを感じ、行って良かったと心から思いました。
写真もそれなりに撮ってきましたが、それは誰かに見せる写真ではなく、僕の見た景色を写真に残しただけ。

行く先々でいろんな人と出逢い、いろいろな話をしました。
みんな笑顔で迎えてくれました。
みんな強い、みんな前向き、みんな凄いと思いました。

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多賀城市のイオンに寄った際、天井や壁に大きな垂れ幕が掲げてありました。
それを見ていて涙が出てきました。
イオンの社員さんと話をして別れ際に「なにか買い物していきます」「お願いします」って笑顔で売り場に送り出してくれました。

出逢った人が「政府がなんとかしてくれないと・・・」とか「こんなに大変な思いをしてどうしよう・・・」という愚痴を、誰ひとりとして口にしていませんでした。

行く前から、僕らが被災地に対して「がんばろう」って言うのは少し違うんじゃないかと思っていました。
今回、東北地方を見て「がんばろう日本」「がんばろう東北」じゃなくて
「がんばろう東北以外の俺達みんな」って感じました。
東北のみなさんは十分頑張っています。
東北は凄いって思いました。

浜松でも買えるものを東北で買って、東北の美味しいモノを食べて、飲んで、遊んで、東北の魅力を楽しみました。
中でも仙台はとても気に入りました。
街の雰囲気もとても良いのですが、なにより女性がみんなキレイで素敵でした。
高校の修学旅行が仙台だったのですが、その時も「キレイなお姉さんがいっぱいだぁ」って思いました。
やはり最後はそこなんだね、zekiは(笑)

by zeki72 | 2011-09-05 22:42 | go out


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