間もなく、「浜松祭」が開催されます。
大空に雄大に舞い上がる凧の大きさは様々ですが、10帖(畳10枚分)になるものも多いのです。
その凧は、各町内で作り方などが微妙に違うようですが、その多くは手作りされます。
凧の仕上げ作業とも言える「糸目付け」という工程は、基本的に施主さんの家の前で、施主さん自らの手で行います。
初子さんの名前が書かれた凧に息を吹き込むような、そんな神聖なる儀式なのです。
浜松祭に参加する人でも、見たことが無いという人が意外と多い「糸目付け」
すでに浜松祭は始まっているようなものです。
当日参加するだけでも「浜松祭」の面白さや奥深さは感じることは出来ると思いますが、準備段階から片付けまで参加することで、浜松祭が町内ごとに行われ、伝統ある祭りである意味が分かるのではないでしょうか。
(偉そうに言っている僕も当日参加ですので、まだ全然分かっていないのですが・・・)
興味が無いという人もいるでしょうが、自分が住んでいる町、関わっている地域の祭りですので、一度参加してみることをおすすめします。
「浜松祭」は、「絆」を感じるお祭りですから。
先輩から後輩へ「心意気」を伝承していく姿は、見ていて感動します。