レンズ交換の出来るデジタル一眼レフカメラを使う時に一番厄介なのは「ゴミ問題」なのです。
デジタルカメラにはCCDという部品が使われていて、フィルムカメラでいうところのフィルムと同じ役割をしているのです。
このCCDに光を集めてデジタル信号に変換して画像にしているという、デジカメにとっての心臓部分なのです。
で、このCCD、コンパクトデジカメはボディーが密閉してあるのでほとんど問題無いのですが、レンズ交換が出来るデジタル一眼レフカメラの場合、レンズを交換する際などにカメラ内部にホコリやゴミが入ってしまし、それがCCDに付着してしまうのです。
CCDにゴミが付着してそのまま撮影をすると、今回の写真のように青空部分に小さく黒く写ってしまうのです。
フォトショップなどの加工ソフトを使って消すこともできますが、いちいち面倒なのです。
だから撮影前には「ブロアー」という空気を吹き付ける道具を使ってCCDのゴミを吹き飛ばすのです。
でも厳密にゴミを全て除去出来るわけじゃないので、定期的にメーカーに送ってクリーニングしてもらうのが良いのです。
東京とかだったら、メーカーに直接持ち込んでその場でクリーニングしてもらえるんですけどね。
こういう
ゴミ問題を心配しなくても良いデジタル一眼レフカメラもあるんですけどね。
(実は今使っているD70と最後まで迷ったカメラがこのシステムのE-1なのです)
今後、全てのデジタル一眼レフカメラがこういうゴミ除去システムを搭載してくれるとイイんですけどね。
(たぶんそうなっていくと思いますけど)